2014年6月18日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>経済

中国のグラファイト資源、20年以内に枯渇の恐れ (2)

人民網日本語版 2014年06月18日13:33
  • 分かち合うへtwitter
  • 分かち合うへyahoo
  • 分かち合うへsina.com
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com

中国税関の公表データによると、2010年、中国のグラファイト輸出量は約58.55万トンで、輸入量は7.6万トンだった。こうした輸出入の局面はすでに30年近く続いている。

「国内の川下のメーカーが強くなければ、原料輸出の価格決定権が得られない。また自前の製品が市場で存在感を示していなければ、輸入製品の価格も相手の言いなりだ」と張氏は指摘する。「グラファイト産業のこうした局面を転換しなければ、20年もすれば中国のグラファイト資源が採掘し尽くされているということになりかねない」

残念ながらこの言葉は大げさとは言えない。黒竜江省のある報告によると、中国には現在、千社近くのグラファイト企業があるが、資源の乱獲や豊かな鉱山ばかりをねらった採掘、粗放的経営、管理水準の低さなどの問題が蔓延しており、採掘と加工には秩序が欠けている。現在の採掘の方式と速度が続けば、国内で発見されているグラファイト資源は遅くて20年で枯渇する。そうなれば中国は、国外から高価なグラファイトを輸入することとなり、グラファイト大国はグラファイト貧国に転落する。

黒竜江奥宇グラファイト集団有限公司の劉金柱・党委員会書記は、「グラファイトの一次産品の輸出価格は1トン当たり約3000元から4000元なのに対し、人工心臓の弁膜に加工すると価格は12万元(約192万円)に達する」と指摘している。

また中国工程院の周玉・院士は、「中国はグラファイトの精密加工のコア技術を握っておらず、先端のグラファイト加工技術は米国・日本・EUなどの少数の国・地域によって独占されている。そのため中国のグラファイト資源には、輸出価格が低く輸入価格が高い、外国が採掘の代わりに購入を続けるという状態が長期的に存在している」と説明する。

産業内の乱れは販売過程にも表れている。原料販売では、市場の秩序が乱れて価格競争が常態化することがあるが、こうした構造も低価格な資源の海外流失につながっている。


【1】【2】【3】【4】

関連記事

コメント

最新コメント

アクセスランキング