いろんな場所に行って見たいという母親の願いをかなえるため、中古車を改造して睡眠や入浴可能な「キャンピングカー」に改造し、8年にわたって母親を連れて中国中を旅行した男性がいる。お金がなくなると現地でアルバイトをし、回収品を集めて売り、費用が貯まったら再び旅立つ。母親と一緒に過ごすために、彼は40歳で早くも仕事を退職した。65歳になる成都双流県出身の陳録雪さんの親孝行の旅は、まだ続いている。羊城晩報が伝えた。
2006年に旅行した時の母親の嬉しそうな様子を見た陳録雪さんは、母親を連れて全国を旅行しようと思いついた。彼は3万元(約50万円)で中古のプジョー車を購入し、「キャンピングカー」に改造した。何年か運転してこの車が廃棄の時期を迎えると、陳さんは今度は9800元(約16万円)で年数の行った中古の国産ブランドの車を購入し、福建省泉州市の「愛心媽媽」協会とある経営者の支援の下で、さらに手持ちの5000元(8万2000円)を費やして改造した。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年6月25日