有人潜水艇「蛟竜号」の2014−2015年試験的応用航行の科学調査チームは29日、超短基線(USBL)測位システムの試験を完了した。これは同航行の第1段階の試験が順調に完了したことを意味する。新華社が伝えた。
USBLは蛟竜号の母船が、潜水艇のリアルタイムの測位を実現するための重要な設備だ。同システムは潜水艇が8秒毎に送る音波を受信し、潜水艇の位置、水深、母船からの距離を判断する。試験結果によると、2組の同システムは潜水艇の深海作業の需要を満たしており、信号を安定的にキャッチできた。
母船「向陽紅09号」は7月1日に福建省福州市の馬尾港に到着し、太平洋西部の科学調査に向かう予定だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年6月30日