習主席はさらに「中米関係は国交樹立後の35年間、非凡な道程を歩んできた。その経験と教訓はとても貴重であり、銘記に値する。中米双方は非衝突・非対立、相互尊重、協力・ウィンウィンの新型の大国関係の構築という大きな方向性を堅持し、相互信頼を強化し、利益の合致点を拡大し、溝を管理・コントロールし、中米関係の正しい軌道に沿った持続的で前向きな発展を促すべきだ」と指摘した。
ケリー国務長官とルー財務長官は以下の認識を示した。
▽われわれは中国側と2日間にわたり成果に富む対話と協議を行った。
▽オバマ大統領は強大で、繁栄・安定した中国を歓迎し、また望んでいる。米国に中国を封じ込める意図は断じてなく、中国と対立し、衝突する意図もない。
▽米国は中国の改革の全面的深化を支持する。中国経済の発展維持は米国にとってプラスだ。
▽米国は米中関係が一層の成果を挙げることを希望する。中国側との対話を強化し、BITの早期締結という目標に向けて積極的に努力し、両国の経済パートナーシップを強化したい。
▽米中双方は気候変動対策などグローバルな試練や地域の焦点となる問題に共同で対処し、両国の共通利益と世界の安全・安定・繁栄を促進する必要もある。
▽オバマ大統領は北京を再訪し、APEC首脳会議に出席することを大変心待ちにしている。
(編集NA)
「人民網日本語版」2014年7月11日