外交部、キノコ雲日本地図掲載に「日本は歴史を鑑とすべき」

洪磊報道官

　外交部（外務省）の洪磊報道官は9日の定例記者会見で、中国の某メディアがキノコ雲を描いた日本地図を掲載したことについて質問に答えた。

　――このほど中国の地方メディアが広島と長崎の場所に原爆のキノコ雲のイラストを描いた日本地図を掲載したことに、日本側が不満を表明した。1945年に日本が原爆を投下されたことについて、中国側の見解は？

　日本軍国主義の発動した侵略戦争はアジア近隣国に甚大な災禍をもたらしただけでなく、日本国民にも大きな被害を与えた。近頃、日本は歴史問題でマイナスの動きを絶えず示し、しきりにもめ事を引き起こし、軍事・安全保障分野でかつてない重大な政策変更を行って、アジア近隣国から強く注視されている。日本が歴史を鑑として、平和的発展の道を歩み、歴史の悲劇が繰り返されないようにすることを望む。（編集NA）

　「人民網日本語版」2014年7月10日