米経済紙フォーチュンの中国語版(電子版)は7日夜、最新のフォーチュン・グローバル500を発表した。中国の入選企業数は過去最多の100社に達し、中国石油化工集団公司(シノペック)がエクソン・モービルに代わり3位に浮上した。中国企業が同ランキングのトップ3入りを果たすのは、これが初めてだ。人民日報海外版が伝えた。
2014年の同ランキングでは、ウォルマートが1位、ロイヤル・ダッチ・シェルが2位、シノペックが3位になった。小売大手のウォルマートは4763億ドルの総収入でトップになり、ロイヤル・ダッチ・シェルは前年比4.6%減の4596億ドルで2位につけた。シノペックは4572億ドルで前年より順位を一つ上げ、中国石油天然気集団公司が4位に浮上した。
中国大陸部からランクインした95社の平均利益額は32億2000万ドルで、入選企業の平均39.1億ドルを下回った。また中国大陸の企業の平均従業員数は19万人で、入選企業の平均13万人を上回った。
中国大陸部・台湾・香港・マカオの入選企業数が増加を続け、計100社に達した。そのうち中国民間企業の順位が上昇し、華為(ファーウェイ)投資控股有限公司は昨年の315位から285位に、レノボ・グループは329位から286位に浮上した。また国家開発銀行を含む7社の中国企業も初入選を果たした。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年7月8日