2014年7月9日  
 

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様変わりした中国人サポーター プライベートジェットでW杯観戦

人民網日本語版 2014年07月09日13:10

かつてのW杯では、アジアから訪れたサポーターと言えば韓国人か日本人だった。海外慣れした彼らは欧米の観光客と同じホテルに泊まり、サッカー観戦を楽しんだ。しかし今年のブラジルW杯では、中国人サポーターの姿がいたるところで見られた。揚子晩報が報じた。

かつて欧米人が行っていた豪華W杯旅行も、今の中国人サポーターと比べればなんと言うことはない。中国人サポーターはW杯開幕の1年も前から、FIFAの公式サイトでチケットを予約している。

記者と同じ便でブラジルに向かった北京出身のサポーター・張さんは、父親と2人でコートジボワール対日本戦のチケットを予約したという。この試合を選んだ理由は、強豪同士の試合ではないため、サポーターも少なく、スタジアムが込み合うことも無いからだという。張さん親子がW杯をスタジアムで観戦するのはこれで3度目だ。彼らはFIFA公式サイトでチケットを予約し、ホテルも予約していた。「1晩たった2千元(約3万2800円)。本当に安い。4つ星のホテルだ」と張さん。ブラジルへは個人手配旅行で、自分で航空券を予約し、スケジュールも自分で立てている。

一方、中国のサポーターの多くは旅行会社のW杯観戦ツアーに参加している。こうしたツアーでは通常、7日間で2試合を観戦する。価格は5-7万元(約82万―114万5千円)で、航空券代が多くを占める。情報通のサポーターは、中国でのW杯チケット販売を担うFIFAの代理機関・盛開体育を通じてチケット付W杯観戦ツアーに申し込み、VIP席で観戦するチャンスを手にしている。これらのサポーターはFIFAの指定ホテルに泊まり、VIP席で観戦し、VIPチケット専用の飲食・交通サービス、観光ツアーを享受できる。価格は7万元。

さらに超豪華なケースでは、プライベートジェットでリオデジャネイロに駆けつけ、決勝戦を観戦する富豪もいるという。

中国人サポーターは変わったが、唯一変わらないのは中国サッカーだ。いつまでもW杯の外を徘徊し続けている。(編集SN)

「人民網日本語版」2014年7月9日

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