習近平国家主席は3日、韓国の朴槿恵大統領とソウルで会談し、朝鮮半島情勢について踏み込んで意見交換した。
習主席は「中国は朝鮮半島問題において客観的で公正な立場を堅持し、朝鮮半島の非核化という目標の実現、朝鮮半島の平和・安定維持、対話と協議を通じた問題の解決に揺るぎなく尽力している。各国の懸念をバランスよく解決し、同時進行で対等なやり方を通じて核問題を持続可能で、不可逆的な、実効性ある解決プロセスに乗せるべきだ。朝鮮半島情勢には依然多くの不確定性が存在する。関係各国は共同で情勢を適切に管理・コントロールし、緊張を回避し、制御不能になるのを防ぎ、大きな波瀾がもう起きないようにするべきだ。中国は朴大統領の提唱した朝鮮半島信頼プロセスを積極的に評価している。南北が関係を改善し、和解と協力を実現し、自主的な平和的統一を最終的に実現することを支持する」と表明した。
朴大統領は「韓国は朝鮮半島信頼プロセスを通じて南北間に相互信頼を築き、南北和解を推進し、朝鮮半島の平和を維持することを望んでいる。韓国は中国側の仲裁・対話促進を高く称賛する。中国側と協力を強化し、朝鮮半島の非核化という目標を実現し、北東アジアの平和、安定、繁栄を促進したい」と表明した。