浙江省麗水市ロボット産業連盟の発足大会とロボットプロジェクト集中調印式がこのほど行われた。今回調印された関連プロジェクトの総敷地面積は192ヘクタールで、投資総額は12億元(約192億円)に上る。麗水経済開発区で行われるプロジェクトが10件に上り、同開発区のロボット産業が集団でクラスター型の発展を遂げつつあること、麗水市の市を挙げての産業連盟が発足したことがわかる。「科技日報」が伝えた。
麗水エコ産業集積区(経済開発区)の中国共産党活動委員会書記も務める同集積区管理委員会の陳景飛委員長は、「ロボットプロジェクト10件が行われることは、麗水経済開発区のロボット産業にとって『大きなサポート』になる。これにより開発区のロボット産業は手を取り合って市場に進出できるようになる」とし、「麗水市ロボット産業連盟が発足したことで、開発区のロボット産業発展にはよりよいサービスプラットフォームが与えられたことになる」と述べた。
麗水市ロボット産業連盟の盧森勇常務副理事長は、「連盟は、産業情報の収集や統計を通じて、当市のロボット産業の現状を映し出し、すでにある問題を検討するとともに、政府の関連部門に政策や提案を提出し、産業を組織して産業のルールを制定し、企業と政府とのコミュニケーションの橋渡しを行う。連盟メンバー間の資源の共有や資金、技術、市場、知的財産権など各方面での協力を促進し、重大な基盤技術の研究を組織し、連盟メンバーの関係を調整し、ロボット産業の川上から川下に至る密接な協力を促進し、産業化や大規模化に向けた発展を実現させる。業界の関連基準の制定・改定作業や宣伝活動などを行う」と説明した。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年7月9日