中国共産党の中央紀律検査委員会と中央組織部はこのほど、省級政府関係者2人の逮捕を相次いで発表した。同委の情報によると、中国人民政治協商会議安徽省委員会(安徽省政協)の韓先聡副主席は重大な規律違反・違法行為の疑いがあるため、現在、共産党組織による調査が行われている。中央組織部が明らかにしたところによると、中国共産党雲南省委員会の張田欣常務委員(昆明市委員会書記)は規律違反の疑いがあるため、このほど中央政府により雲南省委の常務委員と委員の職務を解任された。張田欣は今年逮捕された17人目の省・部級の政府関係者であり、雲南省で今年逮捕された2人目の省・部級の政府関係者でもある。人民網が伝えた。
今年、張田欣の前に逮捕された省・部級の政府関係者は次の通り。海南省の冀文林副省長、陝西省政協の祝作利副主席、山西省人民代表大会常務委員会の金道銘副主任、雲南省の沈培平副省長、江西省の姚木根副省長、中国科学技術協会党組の申維辰書記、華潤集団の宋林董事長(会長)、青海省西寧市委員会の毛小兵書記、重慶市人民代表大会常務委員会の譚棲偉副主任、湖南省政協の陽宝華・元副主席、江西省委員会の趙智勇常務委員、山西省の杜善学副省長、山西省政協の令政策副主席、広州市委員会の万慶良書記、海南省委員会の譚力常務委員、安徽省政協の韓先聡副主席。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年7月16日
今年逮捕された省・部級政府関係者