中国石油化工集団(シノペック)が昨日午後発表した情報によると、中国国土資源部(省)石油・ガス埋蔵量審査弁公室が審査・認定した涪陵シェールガス田は典型的かつ良質なシェールガス田で、新たに1067億5000万立方メートルの埋蔵量が確認された。これは中国初の大型シェールガス田の正式な誕生を意味し、中国シェールガス実用化の幕を開いた。人民日報海外版が伝えた。
同ガス田の主体は、重慶市涪陵区焦石鎮の山地・丘陵地に位置する。中国石油化工集団がこのたび発表した埋蔵エリアは、同ガス田の焦石バ区(バは土に貝)の一部分で、面積にして106.45平方キロメートルに達する。
同弁公室室長の呉国幹氏は、「今回の審査は、中国シェールガス開発の歴史の節目となる、象徴的な出来事だ。▽中国は初めて制定したシェールガス業界基準、地質資料を採用したこと、▽中国初の良質な大型シェールガス田を審査したこと」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年7月18日