習主席、中南米・カリブ諸国共同体4カ国の首脳と会談

習近平国家主席はブラジルの首都ブラジリアで17日、中南米・カリブ諸国共同体（CELAC）の議長国コスタリカのルイス・ソリス大統領、前議長国キューバのラウル・カストロ国家評議会議長、次期議長国エクアドルのコレア大統領、カリブ共同体（CARICOM）の議長国アンティグア・バーブーダのブラウン首相と会談した。人民日報が伝えた。

習主席は会談で、「中国はCELACとの関係発展を重視している。先に行われた中国－中南米・カリブ諸国首脳会議では、中国と中南米諸国の全面的協力パートナーシップの位置づけを確定し、双方の発展の方向性を指し示したほか、中国・中南米カリブ諸国共同体フォーラムの発足を決定、双方の全面的な協力を正式に始動した。首脳会合を提案した目的は、ハイレベルの共通認識を集約し、新たな情勢下における中国・中南米諸国の全面的協力パートナーシップについて共に検討することにある。双方が協調・協力を強め、次なるロードマップを着実に策定し、各分野での協力を推進していくことを望む。来年北京で行われる中国・中南米カリブ諸国共同体フォーラム第1回閣僚会議の成功を祈る」と述べた。

4カ国の首脳は、中国－中南米・カリブ諸国首脳会議の成功を祝福したほか、「習主席の出席により、中国の中南米諸国に対する友好と尊重が示された。中国の援助は政治的な条件を求めず、誠意あるものだ。我々の協力は互恵・ウィンウィンの協力である。習主席の提起した一連の重要な提案と措置は、中南米諸国の発展のニーズに合致したものであり、持続可能な発展を力強く支援するものとなるだろう。中国・中南米・カリブ諸国共同体フォーラムの発足は双方の関係における新たなマイルストーンだ」との考えを示した。（編集SN）

「人民網日本語版」2014年7月20日