2014年7月31日  
 

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映画「我就是我」、自己中心的という中国の若者のイメージに待った (2)

人民網日本語版 2014年07月31日15:22

「90後」が「自己中心的」のレッテルをはがす

「多くの中国人が、『90後』は温室育ちで自己中心的と考えているが、オーディションの過程で、出場者は団結し、誰かを裏切るようなことはしなかった。彼らはオーディションを通じて自分をはっきり知っただけでなく、他の人に関心を示すことも学んだ」と同紙は報道している。

ある人は、「オーディションの最後まで残る人は、強いハートの持ち主。挑戦し傷つく過程で、出場した少年は、本当の『男』に成長した」とコメントする。13年「超級女声」から派生した「快楽男声」に出場し、現在は歌手として活躍する于朦朧は、10人から9人を選ぶ対決で、対決相手として体調を崩していた于湉ではなく、饒威を選んだ。この決定により、于朦朧はステージを去る結果になってしまったが、于湉ら全ての仲間の信頼を勝ち取った。饒威や張陽陽、欧豪達も、オーディションの中でそれぞれ感動のエピソードを残している。饒威は、VCRを撮影する際、やけどを負い、失明の危機に立たされてしまったが、それでもポジティブな姿勢を崩さなかった。張陽陽はトランポリンをしていて負傷してしまうが、家族が心配しないようにと、けがを隠した。欧豪も撮影中に指に大けがを負ったものの、何もなかったかのように乗り越えた。「90後」達がポジティブなイメージで世界に向け、自分の行動で「自己中心的で打たれ弱い」というレッテルに「NO!」と言っているのだ。

同作品を見たというある人は、「オーディション番組のファンに対してはいいイメージがなかったが、同作品を見て、『あなたは90後を理解していない』という数年前の広告のフレーズを思い出した。範監督は、オーディション出場者やその他の人みんなに関心を示し、尊重している。容姿のいい人、意見をしっかり持った人、純粋な人、現実的な人などいろいろいてもみんな普通の人。みんな成長したいと思って努力している。オーディションも生活も同じ」と感想を語った。(編集KN)

「人民網日本語版」2014年7月31日


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