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ヤムブランズもOSIグループとのグローバルな提携終了

人民網日本語版 2014年08月01日13:57

有名ファーストフードチェーンのケンタッキーやピザハットの親会社ヤムブランズは北京時間の先月31日、米国証券取引委員会(SEC)に退出した定例報告文書の中で、OSIグループとのグローバルな提携関係を「速やかに終了した」ことを明らかにした。「新京報」が伝えた。

海外メディアの報道によると、ヤムブランズが米国時間の30日に発表したテレビコメントによれば、OSIグループ傘下の中国のサプライヤーが肉製品の不適切な処理を行ったことが明るみに出た後、ヤムブランズが運営する中国のケンタッキーおよびピザハットの既存店売上高は、過去10日間にわたり「明らかにマイナス」になるという打撃を受けた。

ヤムブランズにとって中国は1番目の市場だ。第2四半期(4-6月)の財務報告によると、ヤムブランズの営業収入の半分以上は中国で生み出されたものだという。6月末現在、中国にある店舗数は6387店、このうち4600店を数えるケンタッキーの店は、13年の売上総利益への貢献度が35%に達した。

同報告によると、ヤムブランズの4-6月の当期純利益は3億3400万ドル(1ドルは約102円)で、前年同期の2億8100万ドルから19%増加し、業績は前年同期を上回った。

13年は鳥インフルエンザの流行に加え、一連の食品の安全性をめぐる問題により、ヤムブランズの中国での売上高は深刻な打撃を受けた。13年4-6月には、中国業務の既存店売上高は同20%減少と大幅に低下した。最近は中国での製品ラインを調整し、より多くの顧客を呼び込もうとしている。

ヤムブランズは今回の報告文書の中で、(今回の事件の)売上高に対する影響が続けば、通年の1株あたり利益に実質的な影響を及ぼすことになると指摘した。

公開された情報によると、OSIグループ傘下の上海福喜食品有限公司は、マクドナルド、ケンタッキー、ピザハット、スターバックス、パパジョンズ、吉野家、ディコスなどの外食産業16社に原材料を提供している。現在、ヤムブランズ傘下のケンタッキー、ピザハット、東方既白を含む5社が、OSIグループ中国法人との提携関係を終了したことを明らかにしている。(編集KS)

現在、OSIグループとの提携関係を停止している企業は次の通り。

▽7月23日、ヤムブランズ(傘下のケンタッキー、ピザハット、東方既白を含む)がOSIグループ中国法人との提携を終了。

▽7月28日、マクドナルドがOSIグループの中国エリアのすべての直営企業・合弁企業との提携を終了。

▽7月30日、バーガーキングがOSIグループの中国エリアのすべての直営企業・合弁企業との提携を終了。

▽7月31日、ヤムブランズが世界規模でOSIグループとの提携を終了。

「人民網日本語版」2014年8月1日

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