欧州最大規模の食品展が19日、フランスで開幕し、多くのグルメ愛好家を集めた。EUから解禁されたばかりの「日本の和牛」も同展に姿を見せた。
世界各地から食品企業や協会6500社がパリ郊外に集まり、美食の祭典に参加した。会場に登場した日本の和牛が来場者の注目を集めた。
欧州で販売されている牛肉とは異なり、日本の和牛は肉汁が多くてきめ細かく、肉質がしっかりとし、脂身と赤みのバランスがよく栄養が豊富だ。日本の調理師が会場で腕を振るって牛肉を薄切りにし、来場者に牛丼を振舞った。
日本人から「国宝」とみなされている日本の和牛は現在、世界で公認の最も品質の高い肉牛の一つだ。品種が貴重で高品位の飼料で育てられていることから、肉の価格は高い。和牛は肉質が5等級に分かれ、最高級の牛肉の販売価格は1キログラムあたり1万元(約17万3700円)以上にもなる。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年10月21日