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コスメの花印Japan 中国市場の開拓を加速

人民網日本語版 2014年10月22日13:58

米国のレブロン、フランスのガルニエ、日本のドクターシーラボなど化粧品ブランドが相次いで中国市場から撤退したのをよそ目に、日本のスキンケアブランド・花印Japanがこのほど1億元(1元は約17.5円)規模の融資を獲得し、中国市場開拓の歩みを加速させている。「京華時報」が伝えた。

消費財への投資を専門に扱う天図資本が花印の親会社にあたる竜和隆盛化粧品有限公司と契約を結んだことにより、同公司は天図資本から第1回融資として1億元を獲得することになった。また天図資本のパートナーでP&G、李寧有限公司、七匹狼男装などの企業で要職を経験したことのある伍賢勇氏が、同公司の理事に出向することになった。伍氏は、「花印の位置づけは非常に明確で、日本で製造して輸入し、中国価格を維持するというもので、コストパフォーマンスが高い。主要ターゲットは若年層市場で、非常に大きな潜在力がある」と話す。

花印の荊条最高ブランド責任者(CBO)は、「今回の融資はすべて花印ブランドに投入する。製品の研究開発や普及宣伝、来年に予定される中国での体験スポット100カ所の設置などに当てる。中国に進出して5年目の花印は、昨年の売上高が5億元に達した」と話す。

融資が行われた日に、花印は新イメージキャラクターとして韓国の男性トップモデルで俳優のキム・ウビンと契約を結んだ。伍氏は、「天図資本は花印の将来性を見込んでおり、いずれは上場がスムースに行われるよう支援したい考えだ」と話す。

花印は日本で3本の指に入るスキンケア製品の研究開発・製造センターであり、化粧品界の「ユニクロ」などと呼ばれている。中国ではフェイスマスクとクレンジングローションが特に有名だ。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年10月22日

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