湖北省武漢市で25日午後、「中国・ロシア『万里の茶道』都市市長サミットフォーラム」が開催され、中国とロシアを結ぶ茶の交易路「万里の茶道」の沿線都市の市長および代表者が、万里の茶道の世界文化遺産申請を推進する「武漢合意」に調印した。
同合意によると、中露両国はユネスコの「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づき、万里の茶道の史跡の保護、史料の収集、知的財産保護、および世界文化遺産への申請などの面で協力を進めていく。
「万里の茶道」は17世紀から20世紀初めにかけて栄えた茶の交易路で、中国の湖北省、河南省、山西省、内モンゴル自治区を経由し、ロシアのサンクトペテルブルク、イルクーツク、キャフタ、ノボシビルスクなどの都市を結ぶ。かつてはユーラシア大陸における経済・文化交流の重要なルートだった。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年10月27日