彼は白衣姿の「医師」だが、仕事中にはピエロの赤い鼻をつけ、左の肩には蝶々、右肩にはトンボが止まっており、赤い帽子からは小さな花が生えている。彼は頭に2つの「長い耳」をつけ、鼻の頭を黒く塗り、大きな靴を履いたピエロだ。彼の仕事は子どもを笑わせ、保護者をリラックスさせることだが、彼の仕事場はサーカスの舞台ではなくて病院だ。
イスラエルから来た2人の医療ピエロが4日、上海児童医学センターで「勤務」し、子どもの患者たちに独特の「ピエロ療法」を行った。この「ピエロの医師」は初めて上海の子どもの患者と身近に接したが、今度は上海の別の児童病院も訪れ、ユーモアと愛で患者の病気の苦しみを和らげる。上海児童医学センターではこうして「ピエロの医師」プロジェクトが本格的に始動した。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年11月5日