「お金と新しい冷蔵庫があれば、幸せを実感できる」。英国フィナンシャル・タイムズ紙は10月31日、米国ピュー研究所が世界43カ国で行った幸福度に関する調査結果をこう総括した。同調査の結果によると、インドネシアや中国、マレーシアといった急成長を遂げる発展途上国の国民が自分は「幸せ」と評価する割合は2007年を大きく上回り、また同じアジア地域の先進国である日本や韓国などを大きく上回った。環球時報が伝えた。
同研究所は今年3月から6月にかけて43カ国の18歳以上の4万7643人を対象にアンケート調査を行い、自分の「幸福度」の評価を求めた。AP通信によると、同研究所は2007年にも同じような調査を行ったが、比較分析すると人々の幸福感に大きな変化が生じていることが明らかになり、「アジアの新興国は先進国が何年前かに気づいた感覚、つまり金銭と買い物で幸せを買うことができる、もしくは少なくとも満足感を得られるということを徐々に気づき始めている」という。
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