11月4日、中国で公開中の映画「真夜中の5分前」(中国語タイトル:深夜前的五分钟)でヒロインを演じる女優リウ・シーシー(劉詩詩)が、双子姉妹役や共演した俳優の三浦春馬について語った。解放日報が伝えた。
中国で先月23日から公開されている「真夜中の5分前」は、「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲監督が手掛けた作品。ヒロインをドラマ「宮廷女官 若曦(ジャクギ)」で一躍トップスターとなった女優リウ・シーシーが演じ、人気俳優の三浦春馬が主演を務める。
リウ・シーシーは同作で双子姉妹を演じている。「宮廷女官 若曦」ではタイムスリップした過去と現在の自分という二役を演じたが、双子役は初めて。「双子姉妹は好みも同じで、相手の中に自分がいる」という意識をもって演じ、「精神が分裂しそうだった」と、難しさを語っている。
共演した三浦春馬については、「とても真面目な人」と語る。同作では全編で中国語セリフに挑戦しているが、クランクイン前に猛特訓を受けていると耳にし、「最初は正直言って不安だった。言葉の壁が大きいんじゃないかと思った」と語る。しかし撮影が始まってみると、「少々の言葉の壁があったほうが、逆に予想外の産物があると感じた」と話している。タイトルが示すとおり、夜間撮影が多かったが、三浦が和食弁当を差し入れてくれることもあったという。
リウ・シーシーの演じた双子姉妹はそれぞれ、三浦春馬と台湾の俳優ジョセフ・チャン(張孝全)に愛されるという役どころ。シーシー本人ならどちらを選ぶ?との質問には、「2人をミックスできたらパーフェクト」と話していた。
レコードチャイナ 2014年11月6日