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中国のハイテク製品、円滑なAPECを保証

人民網日本語版 2014年11月06日15:13

11月5日、秋の北京は重大な国際会議「2014年APEC首脳会議ウィーク」を迎えた。本紙の調べによると、今年の盛典では中国が独自に開発したハイテク製品をいたるところで見ることができる。中国科学報が伝えた。

◆スマートシステム、会議をよりスムーズに

今年のAPECの登録済み記者数は4060人に達し、過去最多を記録した。APECの会期中、発言者を見るにはどうすればよいだろうか?スマート会議システムは、この問題を解決する。発言者の映像は、会議演壇の両側に設置される巨大LEDスクリーンにはっきりと映し出される。今年のAPEC高級実務者会合で使用されるスマート会議システム、音響システムなどは、いずれも中国が独自に開発した製品だ。

自動的に角度を変えるカメラも、今年の会議で使用される。スマート会議システムは「回」の字の形をしたテーブルに5つのカメラを設置する。カメラは360度から音声をキャッチし、代表者がマイクの発言ボタンを押すと、カメラは自動的に向きを変える。発言者の顔とエコノミーの名称が記されたプレートが、リアルタイムでLEDスクリーンに映し出される。こうすることで、最も遠い場所に座っている代表者も、発言者をはっきり見ることができる。

◆ハイテクによる全面的な安全保障

安全保障は、APECの最も重要な一環だ。多くの先進的な警備用設備・技術が、APECの安全保障活動で威力を発揮する。

疑わしい物品を検査するため、特製のX線装置がAPECで使用される。装置はX線を射出し、検査対象の物品を見透かす。投影板とデータリンクを結びつけることで、物品の具体的なデータをパソコンに伝送する。パソコンの画像化により、物品の内部構造が示される。爆発物であった場合、中の一本一本の線がはっきり見える。これは手動による爆発物処理の基礎を固める。

また北京市公安局警務航空総隊は、中型ヘリを新たに購入した。このヘリは小型ヘリと共に空の安全保障任務を遂行し、地上の警備力と立体的な警備システムを構築する。このシステムは警備活動に空からの支援を提供し、市政府の緊急処理、山間部の救助、医療救助、森の火災防止などの緊急救助・災害救助飛行、および航空撮影による測量・製図などの社会的公益の任務を遂行できる。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年11月6日

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