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2014年9月17日  
 

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ファストファッションの子供服に品質の問題多発

人民網日本語版 2014年09月17日08:17

これまで子ども服といえば、「ワンサイズ大きいものを買う」のが普通という程度のものだったが、今時の若い両親たちは違う。個性を追求し、あれこれと心を砕き、流行でありながら個性的、コーディネートが自在、素材がよく、価格も手頃な子ども服を好むので、今やファストファッションの子ども服が大人気だ。「中国婦女報」が伝えた。

ファストファッションのファストとは、商品が店に並ぶまでの時間が速いということだ。ファストファッションの子ども服は、デザインの段階から製品化されて店頭に並ぶまで、わずか数週間しかかからず、トレンドにぴたりと寄り添い、それでいて値段は安い。そこで「大衆的なファッション」とも呼ばれている。代表的なブランドはZARA、H&M、ユニクロなどだ。こうして子ども服産業はこれまでのパターンがシンプルで、色が画一的な開発モデルを改めるようになり、パターンが豊富で、回転が速く、価格はほどほどのファストファッションの子ども服が歓迎されるようになった。

▽検査すれば必ずひっかかる 問題が頻出

この2年ほどの間に、ファストファッションの製品の質にメディアや消費者が注目するようになった。検査が行われるとほぼ間違いなくひっかかるという状況が懸念されている。

昨年4月、北京市工商局東城分局が市場で売られている輸入ファストファッション製品のサンプル調査を行ったところ、ユニクロのウルトラライトダウン製品2種類で、実際に充填された羽毛の量が製品ラベルの表示より20%近く少ないという問題が発覚した。

同5月31日に国家質量監督検験検疫総局(質検総局)が発表したデータによると、昨年1~5月に検査で不合格とされた輸入子ども用品は146ロット、10万9800点に上り、これにはGAPやZARAなどのファストファッションブランドの製品も含まれていた。

また北京市消費者協会がインターネットショッピングサイト31サイトで子ども服82点をテストサンプルとして購入し比較テストを行ったところ、31点が品質の指標をクリアしていなかった。主な問題として、可分解芳香族アミン染料が基準値を超過、染色堅牢度が不合格、ph値が不合格、繊維含有量が不合格、洗濯によるサイズの変化率が不合格、などが挙げられる。

▽速さだけでなく品質も大事

北京東部の大型店舗にあるZARAストアの子ども服コーナーに行くと、たくさんの親たちが子どもを連れて試着にいそしむ様子が目に入る。中には1歳にも満たない乳児を連れている親もいる。


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