2014年11月20日  
 

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19日は「世界トイレの日」 各国のトイレ事情紹介

人民網日本語版 2014年11月20日14:56

19日は「世界トイレの日」だ。2013年7月24日に開催された第67回国連総会で、基本的な衛生施設を建設することで、人々が清潔・快適・衛生的な環境を享受することを目的として、毎年11月19日を「世界トイレの日」とすることが決まった。快適なトイレ環境は、人々の日常生活に無くてはならないものであり、ある国家の文明度を示す非常に重要な尺度でもある。世界の国々は、その国独自のユニークな「トイレ文化」をそれぞれ持っている。中国新聞網が伝えた。

〇最も「人に優しい」米国「高級有料トイレ」:防音、清潔、シャワールームも

米国の某企業がNYのマンハッタンエリアに、清潔・安全・防音設計のすこぶる快適な「高級有料トイレ」を建てた。トイレには、センサーによる流水・手洗い装置や高機能のハンドドライヤー、ロッカーやシャワールーム、赤ちゃんのおむつ交換台、女性用のケア用品などが備わっている。

また、別の米国企業は、社会での男女平等実現をサポートするような「サニスタンド(女性用立ち小便器)を開発した。この便器は、折りたたむと紙筒になるピンク色をした三角形の防水用紙でできており、女性は、これがあれば、立ったまま用を済ますことができる。

〇最も創意あふれる日本のトイレ:舞台から水族館まで、何でもあり

温水洗浄便座が広く普及した日本では、個室にいる時間が以前より長くなった。そのため、トイレ環境に対する人々の意識が高まるに伴い、さまざまなユニークなトイレが続々と誕生している。

埼玉県にあるアミューズメント施設の男性用トイレに入ると、他所のトイレでは決してできない経験ができる。利用者が小便器の前に立つと、天井の上部に取り付けられたセンサーが反応し、スポットライトを浴びる仕掛けだ。

兵庫県明石市にあるレストランの女性トイレも、なかなか面白い。水槽で取り囲まれたトイレは、さながら水族館のようだ。水槽では約300匹の熱帯魚が飼われているほか、カメものんびり泳いでいる。このトイレの利用客は、「海底トイレ」に足を踏み入れたかのような感覚に陥る。

このほかにも、日本では、「トイレ」や「うんち」をテーマにした展覧会が各地で数多く開かれている。日本科学未来館が催したイベントでは、子供たちが粘土で「うんち」を手作りすることができる。また、高さ5メートルの「巨大便器の滑り台」が設置されており、うんちの形をした帽子をかぶった子供たちが、便器の中から次々と滑り降りた。国土交通省は、「うんちはどこから来てどこへ行くの?」をテーマとしたイベントなどを開催した。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年11月20日

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