権威ある設計に関するウェブサイトDesign Curialの設計の専門家たちがこのほど、中国、日本、スイス、ポーランド、ニュージーランド、米国にあるトイレ1千カ所近くを調べ、最も美しい設計の10カ所を選出した。金華建築芸術公園の公衆トイレが9位に入った。銭江晩報が英デイリー・メールの24日付報道として伝えた。
日本・兵庫県にある楕円形のトイレが2位になった。これと同時に、日本・広島公園のトイレが5位に入り、鮮やかな黄色の外表面に白に内部の装飾が光り輝くようで、清潔感に溢れている。
入賞した金華の公衆トイレの特徴は、プライバシー保護と、自然との融合だ。
建築芸術公園内の紹介によると、この公衆トイレは瀋陽大学師範美術学部卒業の王興偉氏と、清華大学建築設計専攻卒業の徐甜甜氏の設計士2人が設計したものだ。
設計士2人のコンセプトは、全体を部分に分けることだ。公衆トイレを一般的な一体的な空間から相対的に独立した小さなスペースの組み合わせへと変化させ、トイレに入る人の密集度を減少させることで、利用者に静かでゆったりとした感じを与える。
十分な換気を保ち、トイレの空気を新鮮にするため、「煙突」の頂上は正方形の開口部となっている。トイレ内部のプライバシーを保証すると同時に、空と公園の景観を取り入れて圧迫感をなくし、自然との融合を生み出している。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年4月29日