アップル中国区の「App Store」の多くのアプリ料金が19日未明より、ひそかに1元(1元は約19.2円)に引き下げられた。その中には多くの有名ゲームやツールが含まれる。このかつてない画期的な価格調整は、ネットユーザーから「大出血の超低価格」と称されている。多くの利用者が価格調整に注目し、ダウンロードに乗り出している。北京青年報が伝えた。
この1元という価格は、アップルのアプリとしては過去に例を見ない。本紙の調べによると、これまでApp Storeのアプリの最低料金は、米ドルで0.99ドルに、人民元で6元に設定されていた。関係者によると、今回の優遇は中国区市場を対象とするものだが、短期・長期といった具体的な期間については公式情報がない。関係者は、「需要があるユーザーは、このチャンスを掴むべきとしか言えない」と述べた。
アナリストは、「この優遇措置は、中国市場の開拓を促進し、ユーザーの使用習慣を育成し、魅力を高めることを目的としている」と指摘した。サプライズを受けたネットユーザーは微博(ウェイボー)で、「このチャンスは見逃せない」と投稿している。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年11月20日