中国大陸観光客の金門、馬祖、澎湖といった台湾地区の離島でのアライバルビザ申請が1月1日より正式に開始した。人民日報が伝えた。
1日午前8時30分、厦門輪船総公司の「八方輪」号が金門県の水頭埠頭に到着、乗船していた10人の大陸観光客が初めてアライバルビザを取得した。金門県で開かれた記念セレモニーにおいて同県の陳福海県長は、「両岸は家族のように親しい。今後両岸の平和発展のために実施されるであろう多くの政策を、ここ金門から始めたい」と語った。
今回の政策は2014年12月に台湾地区の関連部門が正式に発表したものだ。これにより、今後大陸の観光客は有効期限30日以上の観光証明書(香港・マカオ通行証を除く)があれば、「小三通」政策を通じて金門、馬祖、澎湖を往復可能となる。船の復路チケットは15日間有効で、台湾地区に入る際に証明書(600ニュー台湾ドル)を申請すれば15日間の居留可能となる。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年1月2日