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北京、故宮博物院が大学生対象に無料開放も「冷遇」 

人民網日本語版 2015年01月08日15:57
無料で入場する北京工商大学の学生

北京の故宮博物院は7日、大学生を対象に無料開放された。しかし、予約者数は約1800人と、12月3日に教師を対象に無料開放された時の3899人を大きく下回った。 法制晩報が報じた。

同博物院は昨年12月から、オフシーズン月の第一水曜日を、教師や大学生、現役軍人、公安人民警察、医療業務従事者、ボランティアを対象に無料開放デーとする試みを行っている。祝祭日に観光客が集中するのを避けるのが狙いだ。

7日午前、同博物院の午門西側にある入口に行ってみると、冷え込みが厳しく、入場客もまばらだった。そして、正午に近づいても、学生証や身分証明書を持って、無料で入場する学生は少なかった。

同博物院は毎週火曜日を学生を対象に無料開放しているが、対象となっているのは小中高生と、美術や建築、歴史を専門としている大学生のみ。一方、今回の無料開放は、全ての大学生を対象としている。

通常、同博物院に興味を持っているのは、美術関連を専門とする大学生で、毎週火曜日に無料で入場できるため、今回の無料開放日を選んだ大学生は少なかったようだ。

2月4日には、現役軍人と公安人民警察を対象に無料開放される計画で、該当者はオンライン予約することができる。また、3月4日には、医療業務従事者を対象に、4月1日にはボランティアを対象に無料開放される。(編集KN)

「人民網日本語版」2015年1月8日

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