中国自動車工業協会の発表によると、2014年の中国の自動車販売台数は2349万1900台に上り、前年の2198万台に比べて6.9%増加し、6年連続で世界一になった。新エネルギー車は7万4763台で、前年の4.2倍に増えた。
同協会関連部門の責任者は、「昨年は国内の自動車生産・販売が安定した伸びを示した。通年の生産台数は2372万2900台は前年比7.3%増加し、販売台数は2349万1900台で同6.9%増加した。生産の増加率は同7.5ポイント低下し、販売は同7ポイント低下した」と話す。
データをみると、過去1年間は乗用車の伸びが最も目立ち、生産台数は1991万9800台で同10.2%増加し、販売台数は1970万600台で同9.9%増加した。乗用車のタイプ別にみると、SUV(スポーツ用多目的車)とMPV(ミニバン)の需要が最も多く、SUVの生産は同37.7%増加、販売は同36.4%増加し、MPVの生産は同49.4%増加、販売は同46.8%増加した。セダン車の生産販売の伸びは3.1%にとどまり、クロスオーバー車の生産は同20.6%減少、販売は同18.1%減少した。また商用車の生産は380万3100台で同5.69%増加し、販売は379万1300台で同6.53%増加した。
同協会は、15年の自動車市場は小幅の伸びを維持し、最終的な販売台数は2513万台前後に達して、前年比約7%増加すると見込む。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年1月13日