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昨年、国外逃亡中の汚職役人21人逮捕 北京

人民網日本語版 2015年01月28日15:17

 2014年は「中国海外反腐敗年」だった。昨年北京は過去10年近くで最多となる、国外逃亡犯21人を逮捕した。北京市人民検察院の池強検察長は昨日の第14期北京市人民代表大会第3回会議で行った「北京市人民検察院活動報告」で、北京の「海外における反腐敗」の成果を初めて公表した。北京青年報が伝えた。

 2014年も北京は高圧的な腐敗取締りを継続した。池検察長によると、2014年に北京市検察院が本格的に捜査した横領、賄賂、汚職、権利侵害犯罪容疑者は505人で、県・処級以上の国家公務員は137人、うち100万元(1元は約18.9円)以上の事件は120件だった。3つの数字はいずれも2013年を上回った。

 重大な職務犯罪を法にのっとって厳重に処罰するとともに、腐敗行為をした者が法の制裁を逃れてのうのうとすることは断じて許さない。池検察長によると、2014年に北京市は逃亡中の職務犯罪容疑者95人について逐一情報ベースをつくり、犯罪事実、不法取得資産の行方を解明し、ネット上での指名手配、国境での取締りなど様々な方法を通じて、国外逃亡犯21人を逮捕した。

 「横領、賄賂、職責不履行、汚職犯罪を処罰する高圧的姿勢を常に保つ」。池検察長によると、今年は民生に関わる職務犯罪事件、市民の不満の声が大きい職務犯罪事件を踏み込んで捜査、処罰し、食品や薬品の安全性を損なう犯罪、環境を破壊する犯罪、民生に関わる犯罪を重点的に処罰し、贈賄犯罪に対する処罰を強化する。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年1月28日

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