軍人とその妻の「2分間の対面」

黄薇さんは、「雲南白薬」の包みとみかん3箱、ミネラルウォーター数十本を抱え、24日早朝、雲南省華寧県第1中学の入り口で、雲南省駐留中の軍人の夫、任志剛さんを待っていた。その前日、県人力資源・社会保障局で働く黄さんは、関連部門から夫が所属する部隊がここで野外訓練を行うと知った。夫に一目会おうと、黄さんは朝6時すぎに自宅を出発した。解放軍報が伝えた。

2時間後、黄さんは行進する列の中で任さんの姿を見つけた。2人は言葉を交わしながら連隊の兵士たちに水とみかんを配った。その間わずか数分だった。夫は列に戻るためその場から走り去ろうとするが、振り向き直して妻に敬礼した。

去年10月の国慶節に結婚したという二人、これが挙式後初めての顔合わせとなった。（編集YH）

「人民網日本語版」2015年1月29日