国家衛生・計画出産委員会はこのほど、金箔を食品添加物として白酒に使用することについて、社会から意見を募った。なぜ金箔を入れるのだろうか?金箔を食品に用いることができるのだろうか?金を食べても健康は損なわれないのだろうか?中国科学報が伝えた。
科信食品・栄養情報交流センターの阮光鋒副センター長は、「金属の金を添加物として食品に用いることは、何も珍しいことではない。FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会が70−80年代に実施した調査結果を見ると、少量の金がすでに食品に使用されており、食品添加物として分類されていることが分かる。用途は食用色素だ」と述べた。
阮副センター長は、「使用範囲は狭く、使用量も少ない。食品添加物専門家委員会は、金に危険性はなく、安全値を設定する必要はないとしている」と指摘した。中国工程院院士の孫宝国氏も、金箔は日本でも酒に使用されており、先例があると述べた。それでは、金箔を白酒に用いても安全なのだろうか?