税関の統計によると、2015年1月期の中国の輸出入総額は前年同期比10.8%減の2兆900億元(約39兆7100億円)だった。うち、輸出が同3.2%減の1兆2300億元(約23兆3700億円)。輸入が19.7%減の8600億元(約16兆3400億円)。貿易黒字は87.5%増の3669億元(約6兆9700億円)。人民日報が伝えた。
1月期の輸出入には以下の特徴が見られた。
(1)季節調整後、輸出入額の下げ幅は縮小した。
(2)一般貿易の輸出は安定していたが、輸入は下げ幅が大きかった。加工貿易の輸出は力不足、輸入は比較的安定していた。
(3)米国、ASEANへの輸出が伸びた一方で、EU・日本への輸出が減少した。輸入は軒並み減少した。
(4)民間企業は輸出入額の下げ幅が小さかった。
(5)機械および電子機器製品、伝統的な労働集約型製品の輸出はいずれもやや減少した。
(6)砂鉄、石炭、原油、石油製品など主な大口商品の輸入量が減少し、主な輸入製品の価格が軒並み低下した。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年2月9日