現地時間火曜日、アップルの株価は122.02ドルの終値を付け、時価総額が7000億ドル超に達した。アップルは米国で初めて時価総額が7000億ドルを超えた企業になった。京華時報が伝えた。
しかしウォール・ストリートのアナリストは、アップルの勢いがあれば、時価総額1兆ドル超えも困難なことではないと分析している。これまで時価総額1兆ドルを達成したことのある企業は中国石油天然ガス集団(中石油)だ。中石油は2007年11月、A株とH株の時価総額が1兆ドルを超え、当時世界一になった。
◆アップルの時価総額、35年で500倍以上に
アップルは先ほど、2015年度第1四半期決算を発表した。アップルの第1四半期の売上高は前年同期比30%増の745億9900万ドルで記録を更新した。純利益も38%増の180億2400万ドルで、過去最多を記録した。業績の記録更新には、中国市場の貢献があった。四半期決算を見ると、アップルの中華圏の売上高は70%という伸び率を示し、世界のその他の市場を上回った。ティム・クックCEOも、中国はアップルの最大の市場になると述べていた。
大型スクリーン搭載のiPhoneの好調な販売により、アップルの業績が刺激された。これはクックCEOがアップルにもたらした最大の変化の一つだ。クックCEOはジョブズ氏のようなカリスマ性を持たないとされているが、クックCEOが就任してからアップルの時価総額が3倍以上になったことは否定できない。
1980年に初めて株式を公開してから、アップルの株価は506倍以上に上昇している。アナリストは、アップルの成長はまだ止まっていないと指摘した。バークレイズのアナリストのBen Reitzes氏は、アップルの株価が150ドルに達する可能性があると予想している。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年2月12日