公安部(公安省)によると、中国はすでに27カ国・30の在外公館に49人の警務連絡官を駐在させており、周辺戦略安全防壁の構築、国外での特別取締り活動、突発的事件への適切な対処などの面でプラスの役割を発揮している。特に「猟狐2014」において、こうした警務連絡官は中国国内の事件捜査・処理グループと全力で連携し、全過程に深く関わり、逃亡犯200人余りを逮捕・送還して、中央の反腐敗活動と力強く歩調を合わせた。新華網が伝えた。
中国公安部は1998年に初となる外国駐在警務連絡官を在米国中国大使館に置いた。2015年、中国は4カ国に13人の警務連絡官を派遣し、警務連絡官を置く国を31カ国にまで増やす予定だ。
孟宏偉公安副部長(公安次官)は「法執行・安全外交は現在、発展の新たなチャンスを迎えており、国内外の情勢の深い変化が警務連絡官の活動に多くの試練をもたらしている。各地の公安機関は『四項建設』を先導に、国際法執行・安全協力をさらに達成する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年2月16日