崔玉英氏が中央宣伝部副部長に　国務院には女性部級高官が15人以上に

崔玉英氏がこのほど中共中央宣伝部副部長、国務院新聞弁公室副主任に就任し、中央宣伝部唯一の少数民族の女性副部長となった。北京青年報が伝えた。

党中央部門機関には複数の「女性部長」がおり、国務院の25部門には女性部級高官が少なくとも15人いる。統一戦線活動部の正副部長には女性が計2人いる。中央統一戦線活動部は令計画前部長の失脚後、女性の孫春蘭中央政治局委員（前天津市党委員会書記）を部長に迎え入れた。統一戦線活動部の副部長5人中、順位最下位の林志敏氏も女性だ。昨年7月に中共中央対外連絡部も1956年生まれの徐緑平前部長補佐兼幹部局長を5人中唯一の女性副部長として迎え入れた。

国務院の25部門中、国家安全部を除く24部門には女性部級高官が教育部（教育省）、民政部（民生省）、司法部（司法省）、財政部（財政省）、環境保護部（環境保護省）、水利部（水利省）、商務部（商務省）、国家衛生・計画出産委員会、中国人民銀行、審計署の10部門に少なくとも15人いる。このうち女性部級高官が最も多いのは国家衛生・計画出産委員会と教育部で各々3人。また、トップには呉愛英司法部長（司法相）、李斌為国家衛生・計画出産委員会主任がいる。また、中央紀律検査委員会駐部紀律検査チーム長に5人の女性部級高官がいる。（編集NA）

「人民網日本語版」2015年2月27日