中国では、社会のマネジメントや経済の構築に参与する女性が、年を追うごとに増えている。6日、2014年APEC首脳会議週間の第1回プレス・ブリーフィングが開催され、中華全国婦女連合会国際部の牟虹部長は、「中国の女性公務員は、2013年末の時点で168万人に達し、公務員総数の24.1%を占めるまでとなった」と述べた。北京晨報が伝えた。
以下は牟虹部長の談話内容。
13億人を超える中国の人口のうち、女性は6億6300万人と、全人口の48.7%を占める。2013年の中国の就業人口総数は7億7千万人で、うち女性は45%を占めた。ますます多くの女性が、コンピュータ、通信、金融、保険など技術型・知識集約型業界に参入している。現在、中国で科学技術関連の仕事に携わる女性は2100万人に上り、全国の科学技術関係従事者の約40%を占めている。自主創業の道を選ぶ女性の割合は21%を超え、女性の企業家は、企業家全体の25%を占める。農村部で農作業に携わる女性の割合は65%以上と、新農村建設のリーダーとなり、富を蓄える女性がますます増えている。
政策決定や管理業務に携わる女性の割合も高まる一方だ。女性公務員の割合は上昇し続け、2013年末の時点で、女性公務員は168万人に達し、公務員総数の24.1%を占めるに至った。全国30の省級政府で女性幹部が登用されており、女性幹部登用率は96.8%に達した。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年11月7日