工業・情報化部(省)の苗圩部長は、26日に行われた「ブロードバンド中国」戦略・2015年特別行動の実施に関するテレビ電話会議において、今年の同戦略の主な目標を明示した。具体的には、▽新たに8000万世帯でFTTH(光ファイバーを使った家庭向けデータ通信サービス)を実現▽4G基地局を60万カ所以上増設▽行政村1万4千カ所にブロードバンドを敷設▽一部の都市で「全面光ネットワーク都市」を推進▽県政府所在地と発達した郷鎮(小都市)で、4Gネットワークを敷設――などが提起された。人民日報海外版が伝えた。
苗部長は、「2014年末までに、中国の固定ブロードバンドユーザー規模は2億人を超え、3G、4Gのモバイルブロードバンドユーザー数は5億8千万人を超え、うち4Gユーザーは9700万人を超えた。8Mbps以上の回線速度のブロードバンドユーザーの割合は40.9%に達した」と紹介した。
「ブロードバンド中国」戦略では今年、ブロードバンド機能を飛躍的に向上させるほか、ブロードバンドの普及規模と回線速度の持続的な向上を実現する。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年2月27日