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日本の市民団体が731部隊関連のドキュメンタリーを上映

人民網日本語版 2015年03月02日14:00

 日本各地の民衆100人近くが2月28日午後、東京に集まり、ドキュメンタリー「埋もれた細菌戦調査書~中国特別軍事法廷」を見た。1995年に中国遼寧省公文書館の公開した731部隊に関する大量の資料に基づき、同年NHKが制作したものだ。

 731部隊の研究を長年行っている長岡大学の兒嶋俊郎教授は上映後、中国侵略日本軍の様々な残虐行為を観衆に紹介。「日本の政府も民衆も、侵略戦争の歴史を徹底的に反省しなければならない。中国中央公文書館が昨年公開した戦犯45人の直筆供述資料には重要な意義があり、これは世界の人々が当時の歴史を銘記し、歴史を鑑とし、その中から教訓を汲み取り、平和維持のために努力するようにすることが目的だ」と述べた。

 ある女性は「大変遺憾なことに、多くの日本人は731部隊を知らない。主催者側は731部隊の残虐行為を紹介する活動をもっと催して、当時の歴史にもっと多くの人が触れ、知る機会をつくってほしい」と述べた。

 神奈川県から来た元教師は「日本の一部中学が右翼教科書を採用している現状は憂慮される。731部隊の犯した侵略の罪をもっと多くの日本人が知るべきだ」と述べた。

 慶應大学名誉教授の松村高夫氏は人民日報の記者に「1995年制作の番組だが、現在見ても大変有意義だ。兒嶋教授は講演で日本の戦争責任問題が現在の日本にとっても重大な現実的意義を持つことに言及した。本日の活動は大変成功したと言える」と述べた。


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