2015年6月3日  
 

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ボストンマラソン爆弾テロ、検死官が亡くなった中国人留学生の惨状を説明

人民網日本語版 2015年03月31日16:17

死亡したタメルラン容疑者の財布には写真付きの免許証が。

2013年4月15日に米国マサチューセッツ州ボストンで起きた「ボストンマラソン爆弾テロ事件」の犯人・ジョハル・ツァルナエフ被告に対する審理が現在行われている。30日、検察側が証言の最後に召喚した、犠牲者となった中国人留学生の呂令子さんの検死官が「呂さんの体は、爆発時の破片が何カ所も貫通していた。数分で大量出血により亡くなった」と陳述した。中国新聞社が報じた。

同検死官によると、呂さんの太ももにも、爆発時の破片が貫通した傷があったほか、足から金属の破片2つが発見された。さらに、呂さんの皮のバッグにも大きな破片が刺さっていたという。また、体には弾丸や釘が貫通した傷跡が多数あったという。

さらに、同検死官は画像を提出。左の太ももは、肌や筋肉が引き裂かれ、股の動脈も切れ、破片が貫通した大きな穴も見られた。「このような傷を負い、彼女は非常に苦しかっただろう」と同検死官。 呂さんの遺体の足には止血帯が2枚巻かれていたという。


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