3月28日、周傑倫(ジェイ・チョウ)が中国本土で初めて手掛けたレストランが北京市内のショッピングモール朝陽大悦城で正式オープンした。開店前には、千名に上る客が店外で列を成していた。中には食事をするために、ダフ屋から整理券を買い取る人まで現れ、整理券の値段が食事代よりも高く付くケースもあった。
「大悦城の開店は10時で、私は9時40分には着いたが、驚いたことに私の前にはすでに500人もの列が出来ていた」と王さんは微信(ウィーチャット)のモーメンツでつぶやいた。周杰倫の大ファンとして、王さんは「皆食事のときに周杰倫に会えるかどうかは全く気にしていない。ファンとして、この場に来て開店を応援することが本当の愛」とその熱狂ぶりを語った。王さんが撮影した映像から、レストランの入り口から続く長蛇の列は、数百メートル離れたエレベータまで伸びており、このうち女性が大多数を占めていることがわかる。
夕飯時に記者が店を訪れると、“整理券完売”の知らせが目立つ位置に表示されており、80あるテーブルが全て満席だった。店員は「店の食材は殆ど完食され、多くのメニューがすでに完売となっている。朝から晩まで、足が止まることはなかった」と述べた。(編集TM)
「人民網日本語版」2015年4月2日