重慶市雲陽県の景勝地・竜缸国家地質公園に建設された観光アトラクション・ガラスの展望橋が26日、一般開放された。ガラスの展望橋としては世界最長で、観光客数千人が、海抜1010メートルから見た断がい絶壁を体験した。中国新聞社が報じた。
同公園には、典型的なカルスト地形が広がり、「雲陽雲端廊橋」と名付けられた展望橋は海抜1010メートル、地上から718メートルの断がい絶壁の上にある。橋の崖から突き出た部分の長さは26.68メートル。米アリゾナ州のグランドキャニオン・スカイウォークより5メートル長い。
同展望橋は、構造の点でもグランドキャニオン・スカイウォークに似ており、ガラスの下には柱など何も見えない。地上から突き出ている部分の鉄骨だけでも重さ約500トンあり、マグニチュード(M)8の大地震、風速最高46.1メートル/秒の台風にも耐えられる構造となっている。
安全を確保するため、1度に乗れる人の数は30人に制限されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年4月27日