中国のインターネットサービス大手・騰訊(テンセント)のソーシャル・ユーザーエクスペリエンス・ユーザー研究センターはこのほど、「中国ネットユーザーの絵文字報告」を発表した。同報告は、チャットソフトQQで使用されている絵文字のビッグデータを基にまとめられている。2014年、最も使われたのは歯を出したニコニコマークで、10億回以上送信された。北京日報が報じた。
統計によると、14年、QQでは計5338億回絵文字が使われた。QQのユーザー8億人のうち、90%以上がチャットにおいて絵文字を使っている。トップの歯を出したニコニコマークに続いたのは、怒りマーク。以下、投げキスマーク、二ヤリと笑うマークが続いた。
年齢別に見ると、若いユーザーほど絵文字を使う頻度が高い。また、若いユーザーほど怒り系のマークを送信する回数が多いのに対し、高齢になるほど笑顔系のマークを送信する回数が多い。時間別に見ると、絵文字の送信が最も多いのは夜9時ごろ。また、平日より祝祭日のほうが絵文字の送信が多い。意外なのは、仕事中は楽しい系の絵文字の送信が多いのに対して、週末など休日になると怒り系の絵文字の送信が増えている点だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年4月30日