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中国の開発企業、シドニー一等地の商業施設を買収

人民網日本語版 2015年05月08日13:17

シドニーにあるサリーヒルズ・ショッピングビレッジは、200回を上回る価格交渉の末、約1億オーストラリアドル(約94億3千万円)で中国のバイヤーに譲渡されることが決まった。オーストラリアの中国語ニュースサイト・澳洲新快網の報道を引用して中国新聞網が伝えた。

面積1.16ヘクタールのサリーヒルズ・ショッピングビレッジは、シドニー市街地の一等地、クリーブランド通りとバプティスト通りの交差点に位置する。英デイリーテレグラフ紙の報道によると、市議会からの認可が得られれば、高級コンドミニアムとグレードアップしたショッピングセンターの複合施設に改造される予定という。

今から30年前、同族持株会社に買収された同ショッピングビレッジが、今回、外国人投資家の手に渡ることとなった。レイ・ホワイト不動産のスコット・ティンブレル氏は、「新しいオーナーは、市街地でわずかに残された貴重な開発エリアのひとつを見事手に入れた。市議会が認可すれば、このエリアに、供給戸数300戸規模のコンドミニアムを建設することができる」とコメントした。

また、ティンブレル氏は、「このショッピングビレッジを買収したのは、中国の開発企業だ。彼らは、ここに複合施設を建設するに違いない。だが、当然その前に、市議会による審議・認可を経なければならない」と続けた。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年5月8日

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