中国の習近平国家主席は現地時間8日午前9時50分頃、ロシアの首都モスクワに専用機で到着した。中国新聞網が伝えた。
ロシアのプーチン大統領の招待を受け、習主席は8日から10日まで、モスクワで開催される大祖国戦争勝利70周年の記念式典に出席し、ロシアを訪問する。中国側のこのほどの発表によると、習主席の今回のモスクワ訪問は「平和を守り、未来を切り開く」もので、中露関係を全面的に推進するものとなる。
習主席は露紙「ロシア新聞」に7日、「歴史を銘記し、未来を切り開く」と題した署名入りの文章を発表し、次のような見方を示した。「第2次世界大戦で中国はアジアの主戦場となった。中国国民とロシア国民は、ファシズムと軍国主義との戦闘で互いに支え、助け合い、肩を並べて戦い、血と命によって戦友の絆を結んだ。中華民族とロシア民族はどちらも偉大な民族である。当時、我々は困難にともに立ち向かい、血の絆を結んだ。今日、中露両国国民は手を携えて前進し、平和をともに守り、発展をともに促し、世界の末永い平和と人類の共同の進歩のために自らの貢献を果たしている」(編集MA)
「人民網日本語版」2015年5月9日