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中国文化遺産デー 各地でイベント開催、故宮では入場者制限が開始

人民網日本語版 2015年06月14日13:14
写真は13日、故宮内で「故宮の入場者制限措置を支持します」と書かれたプラカードを掲げるボランティア。

中国は6月13日、10回目の中国文化遺産デーを迎えた。

1999年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された大足石刻がある重慶市大足県では同日、文化遺産デー関連イベントが行われ、「保護の成果を全国民で共有する」をテーマに、近年の全国重点文化財保護・修繕の成果が重点的に展示された。イベントでは、大足石刻・千手観音の緊急保護プロジェクト竣工式典が行われた。同プロジェクトは、体積が大きく、構造が複雑で、技術の難度が高いことから、国家文物局によって中国の石製文化財保護の最重要プロジェクトに指定されている。人民日報が伝えた。

このほか、北京の故宮博物院では同日、入場者制限措置が開始された。故宮博物院の入場者制限措置の目標は以下の通り。

・一日の入場者数を延べ8万人に制限する。

・実名制による入場券販売を全面的に実施する。

・ツアー客については、オンラインによる入場券の予約購入を徹底する。

・一般客にもオンラインによる予約購入を推奨し、オンライン予約購入の割合を徐々に高める。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年6月14日

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