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北京、100人に21人が肥満 そのうち8人が「リンゴ型肥満」

人民網日本語版 2015年06月12日09:58

北京の街角ですれ違った100人の成人のうち、平均して21人が肥満で、そのうち8人が多くの慢性病を引き起こす可能性が高い「リンゴ型肥満」であることが明らかになった。「体重をコントロールし、歩くことから始めよう―」。北京市衛生・計画出産委員会と北京市体育局は、10日、「都市ダイエット行動」プロジェクトをスタートさせ、微信(WeChat)にダイエット専門の公式アカウントを立ち上げ、市民にダイエットを呼びかけた。新京報が伝えた。

■成人の肥満率、初めて2割超に

「おデブに食べる資格なし」「太りすぎて目が覚める」・・・・・・・この2年程で、肥満に関連した流行語が数多く登場し、「ジム通いによるダイエットブーム」が日増しに高まっている。

これに比例して、北京の成人における肥満者の割合が年々増加している。北京市衛生・計画出産委員会は、このほど市民の最新「肥満状況」を発表した。この結果によると、2011年と比較すると、2014年の北京市の18~79歳の住民の肥満率は19.1%から21.9%に上昇し、初めて2割を超えた。

肥満は病気の一種だ。同委員会は、「肥満は、単独の病気であり、2型糖尿病、心血管疾患、高血圧、脳溢血・脳卒中、さまざまなガンを引き起こす危険因子であり、世界保健機関(WHO)から健康を脅かす10大危険因子の1つとみなされている」と指摘している。

■肥満者の4割が「りんご型肥満」

さらに注意すべきなのは、肥満者層の中で、身体の中心部に脂肪がつく「中心性肥満」が35.8%から38.1%に上昇した点だ。つまり、肥満者の4割近い人が俗にいう「りんご型肥満」なのである。

これは、北京の成人の100人のうち、21人が肥満にあたり、そのうち8人が「リンゴ型肥満」であることを示している。

「リンゴ型肥満」には、どのようなリスクがあるのか?専門家によると、脂肪がおなかの壁や中に溜まる体型は、「中心性肥満」と呼ばれ、特に代謝に悪影響を与える。さまざまな慢性病を引き起こす深刻な危険因子の1つだと見られており、糖尿病や心血管疾患などを誘発しやすくさせる。


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