韓国「国民日報」の11日付の報道によると、中東呼吸器症候群(MERS)の流行は広がり続け、韓国国民の不安は一層高まっている。MERSにかかりやすく、死に至る人の大部分は、身体が弱った高齢者であることがわかった。これを受け、どのように免疫力をアップさせるのかというのが韓国国民のホットな話題となっている。衛生用品がよく売れているだけでなく、免疫力を向上させるさまざまな健康食品も好調な売れ行きを見せている。環球時報が伝えた。
最近、韓国の大型スーパーマーケットのショウガ、サツマイモ、サーモン、キムチなどは免疫力を向上させるとして消費者の人気を集め、売上が増えている。Eマートが10日発表したデータによると、6月1日から8日まで、しょうがの売上はMERS発生3週間前に比べて10.8%増加、同じ期間にさつまいも、サーモン、キムチの売上高はそれぞれ11.5%、26%、12%増加した。
韓国国民は一般的に、▽ショウガは免疫細胞の活性を刺激する▽サツマイモは、カロチンやビタミンAが豊富で体の免疫システムを向上させる▽サーモンはオメガ3脂肪酸が含まれ、効果的に免疫システムを強化することができる▽キムチや他の発酵食品は、体内の有害な細菌の繁殖を抑制することができると信じている。
中国でSARSが流行した時も、韓国ではキムチがインフルエンザウィルスに抵抗力があると報道されていたという。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年6月14日