2015年6月29日  
 

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人民網日本語版

麻薬探知犬による空港捜査、20秒で麻薬を発見

 2015年06月29日15:23

麻薬探知犬のウィットが前に、指導員は後ろにいる。犬は荷物と荷物の間を素早く往来する。犬が黄色い荷物の前で突然脚を止めると、座って動かない。後ろにいた指導員がこの荷物を開けると、底にあったハンドバッグの中から48グラムのヘロインが出てきた。ここは首都空港の国際速達便管理センターの倉庫。探知犬が数十個の荷物の中から麻薬を見つけ出したのだ。

その間、わずか20秒。見学に来ていた28名の小学生から歓声が上がった。また9歳の麻薬探知犬、ユーリーもベルトコンベヤーの上に立っている。アラブ連合共和国から北京国際空港に到着したばかりの荷物群は、X線検査を通過してからユーリーの鼻を通過するだけで、順調に税関を抜けていった。

「一般貨物の中に隠された麻薬は、X線検査だけでは分からないことがある。そんなとき、彼ら麻薬探知犬がいい助けになる」と北京空港税関速達処の副処長である丁巍氏は述べる。麻薬輸入をたくらむ人のなかには、関税の検査方法をだんだん理解し、小細工をするようになっている。

麻薬の隠し方もより巧妙になってきた。だから彼らは、麻薬探知犬やハイテク設備、現場チェックなど様々なやり方で麻薬の輸出入防止を図っている。

「チャイナネット」2015年6月29日

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