国家統計局はこのほど2014年の統計・年次報告などの資料、一部産業の財務資料、サンプル調査資料に基づき、同年の国内総生産(GDP)の初歩的確認を行い、その結果、現在価格は63兆6139億元(約1197兆7993億円)に上り、初歩的計算値より324億元(約6070億円)少なかった。不変価格で計算した成長率は7.3%で、初歩的計算値を0.1%下回った。
中国のGDP計算に関する制度に基づき、GDPは毎年3回計算が行われる。初めの初歩的計算は翌年の1月20日までに行われ、次の初歩的確認は翌年の9月末までに行われ、最後の最終確認は翌々年の1月に行われる。計算や確認のたび、結果には異同が生じる。14年GDPの初歩的計算値の産業構造をみると、第一次産業が9.2%、第二次産業が42.7%、第三次産業が48.1%を占めた。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年9月8日