成都理工大学(四川省成都市)の女子寮に「天から降ってきた」ような美しい壁絵が現れ、寮内には芸術的な空気が漂っている。同大学の公式微博(ウェイボー)、微信(WeChat)がこのニュースを公開し、ネットユーザーを魅了し、転載と「いいね」の数は延べ2000回を突破した。この巧みなアイデアは一人の男子学生の手から生まれた。それは2013年に伝播科学・芸術学院ビジュアルコミュニケーション専攻に入学した学生の王瞳さんだ。
10月20日、同大学を訪れ、寮内で白い壁に描き出された、それぞれ異なるスタイルのクールでさわやかな壁絵23作品を見つけた。そのうち20作品はそれぞれ少女の壁絵で、絵の中の少女は可愛いかったりお茶目だったり妖艶だったりエレガントだったり悲しげだったりとそれぞれ異なっている。
これらの壁絵は王さんが同級生にお願いされて制作したもので、学院の許可を得たあと、授業の空き時間に塗料を提げ、画板を背負い壁の前にやってきて制作したという。6.7日後、寮の廊下はアートギャラリーに変身した。王さんはより多くの学生が仲間入りすることを願っていると話す。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年10月21日